Metamoji 基本操作研修
8月19日、宇佐支援学校にて Metamojiの基本操作研修を実施しました。
特別支援学校では、今年度、Metamojiが試験的に導入されることとなり、
これまでロイロノートなどの学習支援ツール環境がなかった特別支援学校では、
先生方が「ようやく学習支援ツールが使える!」という大きな期待感を持っていらっしゃいます。
一方で、Metamojiは県立高校ではすでに導入が進んでいるものの、特別支援学校に在籍する先生方の多くはこれまで利用経験がなく、実際に使ったことのある先生は一部に限られます。
そこで今回は、実践を中心とした基礎研修を行うことになりました。
研修の内容
Metamojiを活用することで、
・プリントの印刷・配布が不要になる
・生徒がプリントをなくしてしまう心配がなくなる
・iPadなどのデバイスさえあれば、いつでもどこでも学習できる
といったメリットがあります。
研修では、次のような具体的な操作を実際に体験していただきました。
・写真をノートにする
・既存のプリント(PDFデータ)をノート化する
・生徒が今どのページを開いているかを確認する
・生徒が「わからない」と思った時にタップ一つで先生に伝える
・個別の生徒のノートだけに書き込みをする
先生方は、時折「おぉ!」と驚きの声を上げつつ、実際に担任している生徒の特性を思い浮かべながら、どのように活用していけばよいのかを熱心に考えていらっしゃる様子でした。
先生方の反応
研修後には、その日のうちにICT担当の先生からMetamojiのアカウントが早速配布され、
「2学期からすぐに使ってみようと思っています!」と、意欲的な声も聞かれました。
また、運用に関する具体的な質問も挙がりました。
・クラスボックスにアップした資料は、学校全体の他の生徒にも見えてしまうのか?
・他の生徒が編集できてしまうのか?
・特定の生徒だけに配布するにはどうすればよいのか?
今後、活用が進むにつれて、こうした具体的な質問はさらに増えてくることが予想されます。
こうした質問にも丁寧に対応しながら、先生方の授業づくりを支えていきたいと考えています。
Metamojiの導入をきっかけに、先生・生徒双方にとって授業がより有意義で充実したものとなるよう、今後もICTサポーターとして引き続き伴走していきたいと思います。
【この記事を書いたサポーター】
