AIマインドマップ生成ツールMapify(マピファイ)とは?

「囚人のジレンマ」で思考を鍛える!

こんにちは!日田地区ICT教育サポーターの矢幡です(*^。^*)

先日、私の担当している学校で公民の授業を見学させていただく機会がありました(^^)/
「公共的な空間をつくる私たち」
・公共的な空間と人間との関わり

授業では、「思考実験」を行っており、「囚人のジレンマ」などを用いて思考を鍛える授業を展開していました。

”囚人のジレンマは、共同で犯罪を犯した囚人AとBを自白させるために、検事が司法取引を持ち掛ける内容で、ゲーム理論におけるゲームの1つです。お互い協力する方が協力しないよりも、よい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる、というジレンマのことです。”
引用:Wikipediaより

生徒さんは、用意されたプリントで思考実験を行っていましたが、思考を整理するのにマインドマップを使ってみてはどうかな?と考えたので、今回は、先生方の授業をより一層豊かにするツールとして注目されているMapify(マピファイ)というAIマインドマップツールをご紹介します。

思考の表現方法マインドマップとは?

私もアイデアや目標や計画、頭の中で考えたものを視覚化するのにマインドマップを使っています。

マインドマップとは?
”マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。”

引用:Wikipediaより

Mapifyの概要と主な機能

【Mapifyの概要】
Mapifyは、AI技術を駆使して多様なコンテンツをマインドマップに変換する革新的なツールです。
これにより、複雑な情報を視覚的に整理し、ユーザーは直感的にデータを理解することが可能になります。

テキスト、画像、音声などの多様な形式の情報を瞬時にマインドマップに変換できるため、情報整理やアイデア出しに非常に役立ちます。ユーザーは効率的に情報を整理し、新たなアイデアを生み出すことができます。

Mapifyは、Xmindチームによって開発され、Chatmindからアップグレードされた次世代のマインドマップツールです。
高度なAI機能が追加され、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。

【主な機能】

・テキストから自動生成: 教科書や資料の文章を入力するだけで、AIが重要なキーワードを抽出し、視覚的に分かりやすいマインドマップを自動生成。

・画像・PDF、YouTube、オーディオ、WebページのURLを入力するだけで、その内容を簡単にマインドマップ化。資料の要点が一目で分かります。

・音声データも解析、会議やインタビューの音声ファイルをアップロードすると、AIが重要な発言を抽出し、マインドマップを作成。音声資料の整理も効率的に行えます。

※無料トライアル版(10クレジット)では一部、機能が制限されています。

「囚人のジレンマ」をAIマインドマップ作成ツールMapifyにかけてみました!(^^)/

AIが自動でキーワードを分けて、一瞬で階層化してくれます。

授業や探究学習にMapify AIマインドマップを使ってみては?

授業での活用は基より、探究学習でマインドマップを使ってみてはいかがですか?
探究学習では、探究のテーマを選択することが第一歩となりますが、「はじめから、これを探究したい!」とゴールが決まっている場合は別ですが、ほとんどの生徒さんは、どんなことを探究すればいいのかがわかりませんよね。

探究学習に入る前に、Mapify(マインドマップ)とインターネットの検索で、探究学習のテーマになるキーワードを探しておくと整理が出来ると思います。

【リサーチの大まかな流れ】
➀日常会話から生徒の「興味のありそうなこと」を探る。
➁キーワードを見つけてマインドマップに入力してみる。
➂マインドマップをいっしょに見ながら、話し合う。
④会話によってキーワードが増えたら、マインドマップに追加する。
⑤「行き詰った」と感じたら、インターネット検索を提案する。⑥以降、➂~➄をくり返す。

さらに、Mapify上ではキーワードを深堀してくれますよ。
すごいツールが登場しましたね!

とは言えMapifyは、生徒さんの興味関心を起点に、深掘り学習を促す強力なツールですが、あくまでツールであり、思考の補助的な役割としてご活用ください。

AIの力を借りながら、主体的に学び、成長できる環境を作ってみませんか?
AIマインドマップなどICT機器の活用のご相談等、お気軽にお問い合わせください。

以上、「AIマインドマップ生成ツールMapify(マピファイ)とは?」でした。

Mapify に新規登録すると10 クレジットを獲得できます。
https://mapify.so/?ref=shifanzhengren%28ictjiaoyusapota%29-snm6xm

参考資料:未来の教室 ~learning innovation~
マインドマップと検索 学力支援3「探究学習」において
▶chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.learning-innovation.go.jp/existing/doc2021/10c_%E5%8C%85%E6%8B%AC%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89_Chap3_%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%94%AF%E6%8F%B4_220228.pdf

ICT教育サポーター 矢幡 正人

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