「子どもたちの情報活用能力育成と生成AIの活用・授業支援」について考える
私たちICT教育サポーター育成プラットフォームでは、毎月オンラインで定例会&フォローアップ研修を実施しています。今回は、私たちの活動を広く知っていただくこと、そして大分県のICT教育をさらに推進することを目的に、大分県内の市町村のICT支援員の方や、教育委員会の方々にもご参加いただけるよう、オープンなカンファレンス形式で実施しました。
初めにICT教育サポーターから、小学校から高校まで、それぞれの現場での取り組みを報告しました。
次に、「子どもたちの情報活用能力育成と授業支援」をテーマに、新谷 裕幸氏(柳川市教育委員会学校教育課ICTアドバイザー兼指導主事 )、松尾 康徳氏(代々木ゼミナール 情報科 非常勤講師)から、小学校・中学校・高校における情報活用能力の育成とそのための支援のポイントについて講演いただきました。
そして、演習では、「生成AI活用における授業支援のポイント」をテーマにハイパー研の共同研究員でプラットフォームのコーディネータを務める田中 康平氏(株式会社Nel&M 代表取締役)に講師を務めていただきました。
参加者全員で、生成AIを実際に試しながら、授業での活用・支援する際のポイントなど、学びました。
今回参加された、市町村教育委員会やICT支援員の方、また現場の先生方も熱心に取り組まれていました。
アンケートには
「ICT支援員の先生や生徒への支援の方法などテクニックを共有できたことがよかったです。」
「ICT教育の重要性とその具体的な活用方法について多くの知見を得ることができました」
「他の教育サポーターや教員との交流を通じて、情報共有やネットワークの構築ができたことが大きな収穫です」
「次回も参加したいです」
といった感想が寄せられました。
今後は、オンラインの研修にも、市町村の方々に参加いただける機会を作っていきますので、もっと情報交流・意見交換の時間を持ちたいと思います。
このプラットフォームを一つのきっかけとしてあちこちで交流する場が増えていくことで、子どもたちの情報活用能力の育成を支援する取り組みを推進していければと考えます。
ICT教育サポーター トータル・アドバイザー 渡辺 律子