真夏のICT教育サポーター日田地区ミーティング開催報告!

8月9日(金)日田地区を中心としたICT教育サポーターの自主的な研修会を開催

こんにちは^_^

日田・耶馬溪地区を担当しております、ICT教育サポーターの矢幡です。

今回は、8月9日(金)日田地区を中心としたICT教育サポーターの自主的な研修会を開催させていただきましたので報告します。m(._.)m

開催場所:日田市咸宜公民館 学習室 1
住所:大分県日田市淡窓町 1 丁目

「わざわざこんな暑い時期に研修やらんでもいいじゃないか!」と
そんな声も聞こえてきそうですが^_^:

何故なら!この夏休み期間に1学期を振り返り、2学期に向けての支援目標を立てるのに良い時期だからです^_^

昨年に引き続き、サポーターの自主的な地区研修を企画しておりますが、前回と違うところは日田市のICT支援員さんに参加していただいた事です。^_^

参加メンバーは日田地区担当サポーターはもちろん、九重町、大分地区、別府地区、遠くは豊後高田からお越しいただき、県立、市立、町立の垣根なく、小・中・高、特別支援学校のICT支援に携わる、支援員さん、サポーターが集まりました。^_^

当日、欠席等もありましたが事務局を含めて、11名ご参加いただきました!

日頃は別々の学校で訪問業務を行なっている支援員さん、サポーターが集まるのは嬉しいですね^_^

日田地区MTG(ミーティング)スケジュール

今回は、参加メンバーに小中学の支援者にご参加いただいたので、主に小学校のプログラミング教育に焦点を絞って、研修プログラムを作成しました。

14:00~14:30
受付

14:30~15:00
開会(事務局)各校の現状報告(1人 2~3分程度)

15:00~ 15:50
各校の現状から見えてきた問題解決のワーク(FigJam体験)

休憩

16:00〜16:40
テキストプログラミングCodeMonkey体験

16:40~17:20
テキストプログラミングJavaScript体験

17:20~17:30
まとめ・閉会(事務局)アンケート・記念撮影

担当学校の現状報告

前回から好評な参加サポーターの日々の活動を報告してもらう「各校の現状報告」のパート

このパートはアイスブレイクと自己紹介も兼ねて、サポーターさんたちが自分の担当校での活動をお1人、2〜3分でお話いただきました。

・自己紹介と担当学校の様子
  お名前、担当の学校や端末の種類など

・よく聞かれる質問等
  先生から〇〇についての質問が多いなど

・学校での支援内容等
  機材管理・相談対応・トラブル対応・修理故障・資料作成・研修・授業支援

最後に、日田・耶馬渓地区を担当しております私より、現状報告や支援内容の報告をさせていただきました。
導入している端末、iPad、Google chromebook、授業支援アプリによって、ICT支援も学校毎に様々、変化した対応が求められますね。

各校の現状から見えてきた問題解決のワーク(FigJam体験)

九重町で導入されているGoogle Workspace for Educationで活用されている、オンラインホワイトボードGoogle Jamboardの2024年12月31日までのサービス終了に伴い、Jamboardの代替えツールとして注目を集める「FigJam」

最初に、参加者同士でFigJamを体験して、操作方法を学んでいただきました。

FigJamの教育用テンプレートからボードの共有URLを発行して、招待されたメンバーのみが閲覧・編集できます。
ボードのオーナーは参加メンバーの「閲覧のみor編集可」を変更することが出来て、従来のJambordはスライド形式であったのに対して、FigJamは無限に広がるキャンバスであることを体験していただきました。

・音楽をかけて、タイマー機能やフセン、図形を使ってアイデアを出したり、グループ分け

・スケッチも可能!ペンやマーカーで自由に描いたり、メモを残したり、ちょっとしたアイデアを書き留めることもできます。

・誰かのアイデアにすぐに反応!いいねなど気持ちを表現するスタンプやエモートですぐに反応できます。

FigJamのバリエーションに富んだ操作にワイワイしながら操作体験しましたが、操作で終わってしまい課題解決のワークまではいけませんでした ^^:

自撮りのカメラで撮影できるポラロイドカメラのアクションが楽しい、Photo Boothも好評でした!

テキストプログラミングCodeMonkey体験

次に体験していただいたのは、CodeMonkey(コードモンキー)

可愛らしいお猿のキャラクターが児童・生徒さんの興味関心を惹きつける!

CodeMonkeyはプログラミング学習を目的としたオンラインゲームでサファリやクロームなどwebブラウザからアクセス出来ます。!(^^)!

IT先進国イスラエルで誕生したコードモンキーは、世界中のユーザーに愛されています。

ゲームの進め方はいたって簡単。主人公のサルをCoffeeScriptというプログラミング言語で操作して、ゴリラに奪われたバナナを取り返すゲーム。

ステージが進むごとに、様々な仲間や障害物が登場し、少しづつ学習が増えていきながらプログラミング的思考を学べます。

今回参加者には、Hour of Code(アワーオブコード)で公開しているコードモンキーの無料30ステージにチャレンジしていただきました。

通常、小学4~5年生で2時間で30ステージクリアできる難易度ですが、時間の都合で30分でどこまで行けるか?挑戦していただきましたが、みなさん20ステージ前後は行けていましたよ!

一番優秀な方は、30分で29ステージまで到達しており、休憩時間をつかって最後の30ステージクリアを達成しました!
参加者全員、童心に帰ってテキストプログラミングを楽しんでいただきました。

テキストプログラミングJavaScript体験

このパートは大分市のサポーター、末光さんにバトンタッチしてJavaScript体験をしました。

iPadを持参していただいた方は「LiquidLogic」アプリを事前にインストールのお願いをしており、WindowsPCの方はメモ帳アプリでコードを書いていただきました。

HTMLとJavaScriptのプログラムをテキスト入力して、「おみくじを作ろう!」を体験。

末光さんからおみくじのプログラムに使われるJavaScriptの関数などについての説明があり、参加者各自でアプリやメモ帳にプログラムを入力していきました。

記号や英字を間違いないか?確認しながらタイプしていきましたが、プログラムが完成せずに時間切れに・・・。

プログラミング経験者は流石!時間内にお題のおみくじを完成させて「大吉」など今日の運勢の表示に成功していました!
そのあと、フォントの大きさや色を変える方法を習ったり、「大吉」が出てくる確率を増やすにはどうすればいいか?の問いかけに答えるなどディスカッションの時間もあり、楽しく学べました。

私も翌日、時間切れだったプログラムを完成させておみくじを表示させようとするも表示されず、間違えたプログラムをChatGPTに投げてみると、プログラムの修正をいとも簡単におこなってくれました!

出来上がったプログラムをHTMLエディターアプリにかけると、なぜか文字が表示されない不具合?があったのですが、末光さんに確認してもらうとただ単に、背景色と同色の文字色で色かぶりによって、見えていなかっただけだったのが分かりました!(*^。^*)

まとめ

14:30~17:30まで3時間あっという間の日田地区研修でしたが、日ごろ学校訪問を1人でこなしているサポーターさんたちが地区ごとに対面で集まり主体的な学びを深める事ができた貴重な体験でした。

研修後の参加者アンケートでは、「各校の現状報告」が1番満足度が高くて、ICT(情報通信技術)を扱う支援員さんサポーターさんには、やっぱり情報交換が必要だなと感じた1日でした。

CodeMonkeyやJavaScriptの簡単なプログラミング体験をしていただき、今後のプログラミングの研修や授業支援の活用に向けてハードルが下がったのではないでしょうか?

私も今回の研修で学んだ事を2学期の学校訪問で活かして行けたらと思います。٩( ᐛ )و

次はどの地域で地区研修ミーティングが開催されるか楽しみですね^_^

ではまた…最後まで読んでいただきありがとうございますm(._.)m

以上、「真夏のICT教育サポーター日田地区ミーティング開催報告!」でした。

教育用FigJam
▶︎https://www.figma.com/ja-jp/education/

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ICT教育サポーター 矢幡 正人

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