わくわく・こねこね・ネンド造形に参加させていただきました!
こんにちは!(^^)! 日田・耶馬渓地区担当サポーターの矢幡です。
今回は7月28日(日)に「おおいた障がい者芸術文化支援センター」さん主催で開催された、「支援・指導者のための創作ワークショップ in 日田」わくわく・こねこね・ネンド造形に参加させていただきましたので報告します( ^^)
わたしは、週5日毎日、日替わりで県立高校4校と日田支援学校さんにも学校訪問させていただいておりますが、支援学校さんの廊下に掲示されていた創作ワークショップのチラシを見て速攻応募しました。
というのも昨年、パトリア日田での障がい者アートの展示をじっくり見させて頂いたときに初めて、中野マーク周作さんの怪獣や鬼など可愛らしい造形作品を拝見しており、今回、日田市での「わくわく・こねこね・ネンド造形」で実際に造形作家のマーク周作さんが来られて創作ワークショップを開催するとのことで、居ても立っても居られずに参加してきました!(^_-)-☆
「支援・指導者のための創作ワークショップ in 日田」とは?
“作品発表やアートワークショップなどで活躍する県内在住のアーティストを講師に、参加者が創作活動を体験するワークショップです。実際に手を動かして描いたり作ったりすることで、表現することの面白さを学んだり、工夫することの難しさを体感したりします。福祉施設や学校でのワークショップ事例紹介や質疑応答の時間も設け、障がいのある人の創作活動のサポートのあり方について考えます。”
引用:おおいた障がい者芸術文化支援センター HPより
対象は、「県内の障がい福祉サービス事業所の職員や教職員など、障がいのある人の創作活動に関わる方」となっており、会場には教職員さんや事業所の方など約20名弱の参加者で関心の高さが伺えました。
講師は中野マーク周作さんとお父さんで有名なイラストレーターの中野伸哉さん。はじめに、お父さんの中野伸哉さんから粘土の扱い方などを教えていただきました。粘土は土ねんど風の「Kクレイテラコッタ」。柔らかくてよく伸びて、しかもこねても手にべたつかず細かい造形に適した素材で、触り心地がよくてこねこねするのにとても気持ちいいです。よくお土産物屋さんで見かけるシーサーの置物に使われる、乾くと素焼きの陶器のような風合いの素材です。
和気あいあいと雑談をしながら創作活動
早速、講師のマーク周作さんは「宇宙人をつくる!」とラフスケッチなども無しにいきなり粘土で作り始めていて驚きました!( ゚Д゚) お父さん曰く「周作は造形やイラストを描くときも一切下書きをしないんですよ」と仰っていました。
周作さんの作品作りの速さに驚きながらも、私たち参加者も4テーブルに分かれて、赤土のようなレンガ色とナチュラルな白い粘土の2色の粘土で作品作りに励みます。
同じ支援学校の先生も参加されていたので、和気あいあいと雑談をしながら創作活動に取り組み、私は龍の置物を作ることにしました。持参したiPadで私がデザインのアイデア出しによく使うアプリ、Pinterest(ピンタレスト)で龍のイラストを検索して粘土作りの参考にしました。
Pinterestを参考にラフスケッチをして龍の頭と胴体をこねこね作っていると、周作さんがそばに来てくださり「龍はこんな感じ…」と粘土を触って修正やパーツの組み立て方など直接アドバイスをいただき感激しました!(=^・^=)
コマ撮りアプリKOMAKOMAで完成したら、粘土のストップモーションアニメを作ろうかと考えていましたが、創作に集中してコマ撮りどころではありませんでした(*^。^*)
後半はセミナー形式でワークショップやブランディングのお話
苦労した点は龍の鱗をどう表現するか?と悩んで、貸していただいた木のヘラで突いてウロコ模様を作ったり、2色の粘土をどのように色分けして配色しようかと考えたところです。スタッフの方からも「上手ですね!」と声をかけていただき、我ながら愛くるしい表情の今年の干支、辰(龍)の置物が完成してとても満足です。
後半はお父さんの中野伸哉さんから、小学校でのワークショップのお話の他、障がいを持つお子さんの親としてのお話や、イラストレーターの他にも6次産業プロデューサーとして活躍するブランディングのお話なども聞けて大変勉強になりました。
最後に完成した龍の置物は台座を付けてくださり、手提げ袋に入れて形が崩れることなく安全に持ち帰ることができました!3日ぐらい乾燥させるとカチカチに固まるそうです。
まとめ
今回、このような貴重な体験をさせていただいた事を今後の学校訪問を行う上で先生方への提案やコミュニケーション等に活かして行きたいです。
お近くで「おおいた障がい者芸術文化支援センター」さんのイベントやセミナーが開催される時は、みなさんも是非ご参加ください。
ではまた…最後まで読んでいただきありがとうございますm(._.)m
以上、「ワクコネ参加報告!「支援・指導者のための創作ワークショップ in 日田」」でした。
おおいた障がい者芸術文化支援センター
▶https://artbrut-oita.com/
工房ラパロマ La Paloma
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ICT教育サポーター 矢幡 正人